やばっ!
高額ホームページを契約してしまったかもしれん
もしかして、私の ホームページって高額なんじゃない・・・?
今回は、高額ホームページを契約してしまった、契約させられそうになっているなど多くのご相談をいただくことが増えましたので特徴や注意点を交えて記事を書いています。ご参考にしてください。
そもそも高額ホームページって
高額ホームページとして本記事が認定する基準としては
- 総額が100万円以上。高いものなら300万を超える
- 毎月2万円以上支払いをしている
- 高額な為、ローンを組まされる(リース、割賦契約、ビジネスローン)
さらに契約期間は5年〜9年ほど長期にわたる - 毎月の返済額に加え、保守費用という名目で2万ほどのの支払いが発生する
- 作成後、変更点などを伝えても別途費用がかかったり、すごい時間がかかる
- 解約が出来ない。解約を申し出ると契約時に聞いたことがないような説明を受ける
特徴
- 突然電話がかかってきた
高額ホームページ業者の大前提としてはテレアポにて、不特定多数の企業様、お店をされている個人事業主様相手にひたすら電話をかけ続けています。
これまでリース契約などされている特殊なリスト(企業間で売買されています)をはじめ、
タウンページ
エキテン
グルナビ
インスタグラム(instagram)
フェイスブック
など住所、電話番号が掲載されている情報サイトなどから架電を行っています。
- 「SEO対策」していますか?
まずは、営業電話です。最近はホームページがあることは前提になっているような話し方で、
「SEO対策していますか?」
※検索で上位に上がる手法
「MEO対策はしてますか?」
※Googlemapで上位に上がる方法
などが、キャッチフレーズとなっていることが多いようです。要は、【集客できるサイトを作れます!】ということで、駆け出しの企業やお店を狙っているようです。
実際には高額ホームページの会社が作ったものは残念ながらきちんとしたSEO対策がされていないので、検索で上位に上がってくることはほぼほぼありません。
- とにかく電話がしつこい
1回、2回断ったてもダメです。一度電話がかかってきたのであれば、その後も何回も営業電話がかかってくることは覚悟しましょう。
彼らの目的は
- 決裁者(代表者)と話す
- 代表者とアポを取る
これが達成されるまではシツコイです。
「一度話だけ聞いてください!」と熱心に言われることで、心を許してしまう方が多いようですが、そうなると相手の思うツボです。
本当にホームページが不要な場合は、絶対に会わないようにしてください。
- 契約までは一瞬
テレアポの圧や、情に屈してしまい、仕方なく営業マンを招き入れた場合、いよいよ注意が必要です。
「とりあえず話だけ」と軽い感じでお考えの場合、それは裏切られるかもしれません。
- 不安を煽ります
最初は、ホームページの必要性や、検索エンジン対策について営業から話が始まります。ただ、お話を聞かれる皆様は初めての言葉や、仕組みの話ばかりで、”それっぽく”聞こえ、納得してしまうことが多いようです。
※実際のところ、高額ホームページの営業マンはWeb業界の詳しい知識を持っている人は少ないで要注意です
その納得してしまったスキを見せてしまうとたたみ込まれます。
「今のホームページじゃダメです」
「SEO対策もして集客を目指しましょう」
という流れで、気がつけば契約書を前に出されてしまっています。
- その場で契約
話終わると、すぐにに契約書のサインを求められると思います。平均で3〜6時間ほど粘って話をしてきます。
最終的には
「遠くから来ているので、今日仮契約だけでもしてほしい」
「上司に値下げしていいか確認するので、希望の金額を教えて欲しい」
など、情に訴え、仮契約、もしくは本契約までとってしまう手法です。(高圧的なことはないようです)
仮契約も気をつけてください。
実際は3日以内にキャンセルしないと本契約に切り替わったりします。
さらにキャンセルするには、営業会社に出向く必要があったりします。出向くと、営業マンとその上司が立ち合い、懸命にキャンセルを止めに入ってきますので、かなり難しい状況となります。
- 見積書を必ずチェック
契約書にサインする寸前で、簡単な見積書を提示されます。(ごく稀に、提示されることなく、契約締結後に出てくる場合もあります。)
必ず、内容をチェックしてください。内容に一つでも不明な項目があれば、契約書サインに進まず、保留にしてください。
100万円を超えてるなら本当に注意してください
見積もり内容については、ホームページに詳しい知人の方などに相談をお勧めいたします。
当社も見積書の鑑定(無料)は可能ですのでお気軽にご相談ください。
- ローン契約書
提示される金額は100〜200万のため、ローンをお勧めされます。
ホームページのリース契約というのは、数年前にトラブルが耐えないという理由でほぼ利用できないことになっています。
そのため、【ビジネスローン】というローンを組まされるのですが、これが要注意です。
金利が高いことはもちろんですが、契約名義は個人になります。
万が一、ビジネスがうまく行かなくなった場合でも、このビジネスローンの負債は個人に紐づくため、借金だけ残ってしまうのです。これは大変危ない契約なので、ホームページに関してはできる限り利用されないことをお勧めいたします。
契約してしまった場合は、原則キャンセルはできません。
キャンセルする場合は弁護士を雇って戦わないといけないですし、さらに勝算はほぼありません。
なんでもそうですが、、一度納得して購入したものをキャンセルする、というのは出来ないのです。
ここまでくると、営業会社の思うツボです
- 制作開始してしまうと
契約後、すぐに担当の営業マンより、制作チームを紹介しますと言って別会社を紹介されることもあるようです。
営業会社はあくまでも営業しかしていません。実際の制作は下請けの制作会社が行うからです。
その為、「営業マンが行ってた話と違う!」といったトラブルが発生してしまいます。
さらに、有無を言わさぬ早さで納品と言って、一方的に完了報告をもらおうとしてきます。
- 営業マンは何もしません
契約後は上記に記載したように、制作会社が引き継いで作ります。
その為、営業マンがきっちりと引き継ぎをしてくれていないと、当初の話と違うホームページが出来上がってしまいます。
この時点では、打ち合わせした内容の議事録なども残っていない為、言った言わないのトラブルへ発展し、納品後も引きずることになります。
- 納品までは一瞬
制作会社が窓口になってからは、約2週間ほどで納品されるようです。 100万を超えるホームページが2週間弱でできるのは早すぎます。(制作時間がかかるから、人件費がかかり高くなるんですが・・・)
手法としては、テンプレートがすでにあり、それの写真、テキストを変えているだけなんです。構成はほぼ一緒です。(当店が調べただけでも数100サイトが同じ作りになっていることが確認出来ています)
後は、納品の立ち合いということで、営業マンがきて完成したホームページの説明と更新システムの使い方のレクチャーが行われます。
まだ直してほしい部分などあっても、「後からなおあせますので、完了報告書にサインだけください」といわれます。
- 完了報告書にサインしたら解約できない
完了報告にサインした時点で、、相手が作ったものを納得して受け取りましたと言うことを認めることになります。 これを機にビジネスローンの支払いも発生してしまうのでもうキャンセルすることは難しくなってしまいます。
解約ができる場合
- 契約書、見積書、ローン内容をチェック
まだ1回目のお支払いをされいない場合は、契約内容次第ではキャンセル出来る可能性あります。
またクーリングオフ期間も設けられていることがほとんどですので、期間内に解約をする意思を、制作会社へ伝えてください。
上記以外の場合でも解約できる場合があります。